価格競争力のある農産物で、地域再生。

“サステナブル(Sustainable)な社会”とは、
“持続可能な社会”を指しています。

企業のサステナブル活動×私たちの趣旨。
最近よく耳にする“サステナブル”とは「sustain(持続する)」と「able(可能な)」からなる造語で、「持続可能な」という意味を持っています。
サステナブルは未来について考える際のキーワードで、資源を次世代へつなぐための配慮や行動を指しています。
今や、世界全体がSDGs(持続可能な開発目標)を推進し、サステナブルな社会の実現が求められている中で、現在の環境や社会を維持し、将来世代に豊かな形で託すためには、サステナブルな社会の実現が不可欠なのです。

特異な自然環境+耕作放棄地を利用した薬草栽培。
そんな新たな試みがスタートしました。

そんな中、サステナブル活動に積極的に取り組む製薬会社さんよりお声掛けを頂き、「持続可能な地域の実現」をキーワードにした薬草栽培の取り組みが始まりました。

高い標高と、昼と夜の寒暖差による厳しい自然環境。プラス国内屈指の晴天率。この地域でたくましく育った植物に、高い機能性と強い生命力への期待が込められています。浅間山・蓼科山・八ヶ岳山麓。三方を霊峰に囲まれ、多様な生物を育む生命の源と言っても過言ではない“天空の圃場”。
この地で育まれた薬草が、皆様の美容と健康、そして長寿に寄与できますよう願ってやみません。

私たちの地域にとっての“サステナブルな社会”とは?

次世代に美田を残す。
私たちの地域に限らず、日本の農業従事者の平均年齢の7割は高齢者(65歳以上)で、耕作放棄地は年々拡大。食料自給率が40%を切っている…。
農林水産省の調べによると2021年の全国の農家平均年齢は約68歳で、毎年上昇傾向にあります。(極端に言えば、10年前の平均年齢は58歳、10年後の平均年齢は78歳…。)

なぜ日本の農業は衰退しているのでしょうか?
都会に就職した子供が帰ってこない(戻っても一定の収入を得る手段が見当たらない)ため後継者がいない→親世代の高齢化→生産力の低下→耕作放棄値の増加…。
かつて集落に響いた子ども達の声もまばらで集落の行事も成り立たない。今や日本全国どの中山間地域でも抱える共通の現象で、地域の暮らしは急速に進む少子高齢化社会により疲弊し限界に達しています。明るい未来への夢がまったく描けず、「限界集落」を通り越し「消滅集落」へのカウントダウンが聞こえてきます…。

地域にとって“サステナブル(Sustainable)な社会”、“持続可能な社会”とは?
それは子の代も、孫の世代も存在し続ける地域の実現に他なりません。

持続可能な中山間地域の振興の起爆剤として
期待が寄せられています。

お金が落ちる仕組みを作る。
お金の無い所からは人は去ります。中山間地域の人口流出をくい止める唯一の方法は「そこで生活が成り立つ事」。
そんな仕組み作りに私たちはチャレンジしています。

そんな取り組みの一つとして、製薬会社さんとある薬草(取り決めにより栽培植物は㊙)の「研究栽培」の定植イベントを2023年10月5日に行いました。
本年は40本の試験定植でしたが、来年は2,000本・再来年は3,000本と順次増やして行く予定です。

佐久総合病院に赴任された若月俊一先生(2006年8月22日没)が培った「医療の街佐久」。さらに「薬草の佐久地域」「薬草王国信州の復活」へ夢は膨らみます。

第2弾・第3弾と機能性植物の研究採取・栽培に
順次取り組んでいきます。

写真左上/マタタビ(虫癭果)=生薬名:木天蓼(モクテンリョウ) 写真右上/ナツメ=生薬名:大棗(タイソウ)
写真左下/吾亦紅(われもこう)=生薬名:地楡(チユ) 写真右下/野イバラ=生薬名:営実(エイジツ)